「健康保険に加入しようとしたら、住民票の名前と会社に提出した名前が違っていて手続きが止まった!こんな経験はありませんか?」私の勤める会社では、その事例が発生しました!
この記事では、なぜ名前が違うと加入できないのか、どんなケースで問題が起きやすいか解説していきます。
なぜ住民票と名前が違うと健康保険に加入できないのか?
健康保険の加入手続きは、国の社会保険制度の登録手続きをおこなう必要があります。このとき、使用される書類は、「マイナンバー」「基礎年金番号」「住民票の氏名」と照合され、本人確認が行われます。
名前が一致しない場合の問題
- 本人と同一人物か特定できない
- 将来の年金記録の不整合が生じる
- 保険証の発行ができない
- 法律上、「住民票ベース」での登録が必要
名前が一致しなくなるケース事例
- 結婚や離婚による姓の不一致
-
住民票を変更していないのに、会社側で姓の変更手続きを進めてしまったケース
- 外国籍の従業員の名前表記の違い
-
在留カードやパスポートのアルファベット表記と、住民票(カタカナ)表記をが一致しないケース
- 漢字の異体による違い
-
高橋 と 髙橋
斎藤 と 斉藤
渡邊 と 渡辺
※住民票と会社書類で感じが異なると、システム上は別人扱いになる
- 通称名と住民票名の不一致
-
職場では通称で申請してしまったが、その通称が住民票と違う場合
- 住民票の更新漏れ
-
婚姻や帰化などで名前が変わったのに、住民票を変更していない
名前が違う場合の解決方法
- 住民票の名前に統一する
- 市区町村で早めに変更手続きをする
- 在留カード、パスポート、住民票の表記を住民票の表記に統一させる
- 漢字の異体は住民票に合わせた字を使って訂正する
健康保険組合や年金事務所から書類を差し戻された場合、「資格取得届の訂正」を行います。
私の職場で起きた事例
転職者の通称がふなはし。
住民票の表記がふなばし。
通常であれば、住民票の「ふなばし」に合わせて、修正し再申請すればオッケーなんだけど、、、、
わが社のふなはしさんは、「ずっと、ふなはしで生きてきたら、ふなはしです。住民票の変更を市役所に何度も依頼に行ってるけど、直してもらえない」とのことで譲らず、、、、
これはどうなるのか????
また、進展があれば記事に掲載していきたいと思います。
まとめ
健康保険や社会保険の手続きは、ちょっとした名前の違いでも大きなトラブルにつながります。
入社手続きや扶養手続きを行う前に、必ず 住民票と提出書類の氏名が一致しているかを確認 しましょう。
もし手続きで迷ったときは、会社の人事担当や健康保険組合、年金事務所に相談するのが安心です。
